家計簿を紙でつけていた頃は、3日で挫折していました。レシートを溜め込んで、結局1ヶ月後に捨てる。そんな日々が続いていました。
しかし家計簿アプリを使い始めてから、2年間継続できています。これまで4つのアプリを試した結果、マネーフォワードMEに落ち着きました。この記事では、1年間使い比べた4つのアプリの違いと、どんな人にどのアプリが向いているかを解説します。
📋 この記事でわかること
- 家計簿アプリ4社の機能・料金・使いやすさの比較
- 1年間使って分かった各アプリのメリット・デメリット
- 無料版と有料版の違いと、有料版は必要か
- ライフスタイル別のおすすめアプリ
家計簿アプリを使う前の私
2023年1月まで、お金の流れが全く把握できていませんでした。
| 項目 | アプリ利用前 | アプリ利用後(1年) |
|---|---|---|
| 月の支出 | 不明(感覚で23万円?) | 正確に21.5万円 |
| 貯金額 | 月0〜1万円 | 月3万円 |
| 無駄遣い | 把握できず | 月8,000円削減 |
| 家計簿継続日数 | 最長3日 | 730日継続中 |
家計簿アプリを使うだけで、月3万円貯金できるようになりました。支出を可視化すると、無駄遣いが明確になります。
主要家計簿アプリ4社徹底比較
実際に1年間使い比べた4つのアプリを比較します。
| アプリ | 無料版 | 有料版 | 連携数 | 最大の特徴 |
|---|---|---|---|---|
| マネーフォワードME | 無料 | 月500円 | 無料:4件 有料:無制限 |
自動連携が最強 |
| Zaim | 無料 | 月480円 | 無制限 | 無料で無制限連携 |
| おカネレコ | 無料 | 月480円 | なし | 手入力特化・シンプル |
| Moneytree | 無料 | 月360円 | 50件 | 広告なし・UIが綺麗 |
1. マネーフォワードME:自動連携が最強(月500円)
私が現在メインで使っているアプリ。銀行・クレカ・電子マネーと自動連携できるので、ほぼ手入力不要です。
良い点:
- 自動連携の精度が高い – カテゴリ分類がほぼ正確
- 対応金融機関が最多 – 2,600以上の銀行・カード・証券に対応
- グラフ・レポート機能が充実 – 支出の推移が一目でわかる
- 資産全体を把握できる – 銀行・証券・ポイント・マイルまで
気になる点:
- 無料版は連携4件まで – 銀行・クレカ・証券で4件は少ない
- 有料版は月500円と高め – Zaimより20円高い
- 広告が多い(無料版) – 画面下に常に広告表示
私の使い方:
有料版(月500円)を契約。銀行2つ、クレカ3枚、証券1つ、電子マネー2つの合計8件を連携。レシートを撮影する手間がほぼゼロで、自動で家計簿が完成します。
| 連携先 | 月間取引数 | 手入力だと |
|---|---|---|
| 楽天銀行 | 8件 | 毎月8回入力 |
| 楽天カード | 25件 | 毎月25回入力 |
| 三井住友カード(NL) | 20件 | 毎月20回入力 |
| 楽天証券 | 1件 | 毎月1回入力 |
| PayPay | 12件 | 毎月12回入力 |
| 合計 | 66件 | 毎月66回入力が不要 |
月66回の入力が自動化されるので、月500円払う価値は十分あります。
2. Zaim:無料で無制限連携(月480円)
無料版でも連携数無制限なのが最大の魅力。マネーフォワードの前に使っていました。
良い点:
- 無料で連携無制限 – マネーフォワードは無料4件まで
- レシート読み取り精度が高い – 手書き領収書も読める
- 地域のお店情報が充実 – スーパーの特売情報が見られる
- 医療費控除の計算機能 – 確定申告に便利
気になる点:
- 連携の反映が遅い – マネーフォワードより1〜2日遅い
- カテゴリ分類の精度がイマイチ – 手動修正が多い
- UIがやや古臭い
向いている人:
無料で使いたい人。連携無制限なので、有料版を払いたくない人にはZaim一択です。
3. おカネレコ:手入力特化のシンプル家計簿(月480円)
銀行連携なし、完全手入力のアプリ。シンプルさが魅力です。
良い点:
- 入力が圧倒的に早い – 3タップで記録完了
- UIがシンプルで使いやすい
- 動作が軽い – サクサク動く
- セキュリティ面で安心 – 銀行情報を預けない
気になる点:
- 銀行連携ができない – 全て手入力
- 資産管理ができない – 支出の記録のみ
- レポート機能が弱い
向いている人:
現金派の人。クレカをあまり使わず、現金中心の人には向いています。
4. Moneytree:広告なし・UIが綺麗(月360円)
無料版でも広告が一切ないのが特徴。デザインも洗練されています。
良い点:
- 無料でも広告なし – ストレスフリー
- UIがおしゃれ – 見ていて気持ち良い
- 無料で50件まで連携 – 十分な数
- セキュリティが強固
気になる点:
- レシート読み取り機能がない – 手入力必須
- 予算設定機能が弱い
- 対応金融機関がやや少ない
向いている人:
資産管理メインの人。家計簿というより、資産全体を把握したい人向けです。
無料版と有料版、どっちを選ぶべき?
最初は無料版で十分です。3ヶ月使って、不便を感じたら有料版を検討しましょう。
| 機能 | 無料版 | 有料版 |
|---|---|---|
| 基本的な家計簿機能 | ◯ | ◯ |
| 銀行・カード連携 | ◯(制限あり) | ◯(無制限) |
| 過去データの閲覧 | 1年間 | 無制限 |
| 広告 | あり | なし |
| グラフ・レポート | 基本のみ | 詳細 |
| カテゴリカスタマイズ | × | ◯ |
有料版を契約すべき人
- 銀行・クレカが5件以上ある人 – 無料版は4件まで
- 過去のデータを振り返りたい人 – 無料版は1年間のみ
- 広告がストレスな人
無料版で十分な人
- 銀行・クレカが4件以下の人
- とりあえず試したい人
- 現金派の人
💡 私の選択:マネーフォワード有料版(月500円)
最初の3ヶ月は無料版で試用。連携4件では足りないことが判明し、有料版に切り替えました。月500円で月66回の入力が自動化されるので、時給換算で十分に元が取れています。
1年使って分かった、家計簿アプリの選び方
1. 決済方法で選ぶ
| 決済方法 | おすすめアプリ | 理由 |
|---|---|---|
| クレカ・電子マネー中心 | マネーフォワードME | 自動連携でほぼ手入力不要 |
| 現金中心 | おカネレコ | 手入力が圧倒的に早い |
| 両方使う | Zaim | レシート読み取りが優秀 |
2. 目的で選ぶ
- 支出を把握したい: どのアプリでもOK
- 資産全体を管理したい: マネーフォワードME or Moneytree
- 医療費控除の計算: Zaim
- とにかくシンプルに: おカネレコ
3. 予算で選ぶ
- 無料で使いたい: Zaim(連携無制限)
- 月500円払える: マネーフォワードME(自動連携最強)
- 月360円が限度: Moneytree(広告なし)
⚠️ 失敗談:最初は全部手入力しようとした
おカネレコを最初に使い、全ての支出を手入力していました。1ヶ月で挫折。クレカの明細を見ながら入力するのが面倒すぎました。クレカ派は自動連携アプリ一択です。手入力は続きません。
家計簿アプリを1年継続できた3つのコツ
1. 完璧を目指さない
1円単位で合わせようとすると挫折します。私は「だいたい合っていればOK」というスタンスで続けています。
2. カテゴリ分けは最小限に
カテゴリを細かく分けすぎると、分類が面倒になります。私は10カテゴリのみ。
- 食費
- 日用品
- 交通費
- 娯楽
- 衣服
- 医療費
- 通信費
- 光熱費
- 家賃
- その他
3. 毎日見る必要はない
週1回チェックすれば十分。自動連携なら、見なくても勝手に記録されています。毎日開こうとすると、プレッシャーで挫折します。
よくある質問
Q1. セキュリティは大丈夫?
大丈夫です。銀行の口座番号とパスワードを預けるだけで、出金はできません。マネーフォワードは上場企業で、セキュリティ体制も万全です。
Q2. 複数のアプリを同時に使える?
使えますが、おすすめしません。管理が面倒になり、挫折します。1つに絞りましょう。
Q3. 家族で共有できる?
マネーフォワードとZaimは共有機能があります。夫婦で家計を管理する場合に便利です。
Q4. クレカの利用通知メールと二重管理にならない?
なりません。アプリで一元管理できるので、メールは削除してOK。私はクレカの通知メールは全てオフにしています。
Q5. 途中でアプリを変えられる?
変えられますが、過去データは移行できません。最初の選択が重要です。
私が最終的にマネーフォワードMEを選んだ理由
4つのアプリを試した結果、マネーフォワードME(有料版)に落ち着きました。
| 項目 | 評価 | 理由 |
|---|---|---|
| 自動連携の精度 | ★★★★★ | カテゴリ分類がほぼ正確 |
| 対応金融機関数 | ★★★★★ | 2,600以上で最多 |
| グラフ・レポート | ★★★★★ | 詳細な分析が可能 |
| 使いやすさ | ★★★★☆ | 慣れれば問題なし |
| コスパ | ★★★★☆ | 月500円は高めだが価値あり |
月66回の入力作業がゼロになることを考えれば、月500円は安いです。時給換算で月3,000円以上の価値があります。
家計簿アプリで月3万円貯金できた理由
家計簿をつけるだけで、自然と支出が減りました。
1. 無駄遣いが可視化された
コンビニで毎日お菓子を買っていたことに気づきました。月6,000円分のお菓子。これを減らしただけで月5,000円の節約に。
| カテゴリ | アプリ前 | アプリ後 | 削減額 |
|---|---|---|---|
| コンビニ | 18,000円 | 12,000円 | -6,000円 |
| 外食 | 35,000円 | 28,000円 | -7,000円 |
| 娯楽 | 15,000円 | 12,000円 | -3,000円 |
| 被服 | 20,000円 | 15,000円 | -5,000円 |
| 合計削減 | – | – | -21,000円 |
2. 予算設定で使いすぎを防止
各カテゴリに予算を設定すると、超過したらアラートが出ます。「今月は食費を使いすぎた」と気づけます。
3. 固定費の見直しができた
家計簿を見て、使っていないサブスクが3つあることに気づきました。合計月2,500円の無駄でした。
- U-NEXT(2,189円) → 解約
- ジム会費(8,000円) → 月2回しか行ってないので解約
- 動画配信サービス(990円) → 見ていないので解約
合計月11,179円の固定費削減に成功しました。
💡 家計簿アプリの真の価値
家計簿アプリの価値は、「記録すること」ではなく「支出を可視化すること」。数字で見ると、無駄遣いが明確になります。可視化するだけで、自然と節約できます。
タイプ別おすすめアプリ
クレカ・電子マネー中心の人
マネーフォワードME(有料版)一択。自動連携で手入力ゼロ。月500円払う価値は十分あります。
現金派の人
おカネレコ。手入力が圧倒的に早く、シンプル。銀行連携が不要なら、これがベストです。
無料で使いたい人
Zaim。無料で連携無制限。有料版を払いたくない人にはZaim一択です。
資産管理メインの人
Moneytree。広告なしでUI綺麗。家計簿より資産管理に向いています。
初めて家計簿アプリを使う人
マネーフォワードME(無料版)で1ヶ月試す。気に入れば有料版、合わなければZaimへ。
家計簿アプリを続けるための最後のアドバイス
1. 最初の3ヶ月が勝負
3ヶ月続けば、習慣化できます。最初の1ヶ月は毎日開いて、使い方に慣れましょう。
2. 完璧主義を捨てる
「だいたい合っていればOK」という気持ちで。1円単位で合わせようとすると挫折します。
3. 自動連携を最大限活用
手入力は続きません。クレカ・電子マネーを使って、自動連携に任せるのが継続のコツです。
4. 月1回の振り返りで十分
毎日見る必要はありません。月末に1回、支出を振り返るだけでOK。これで十分効果があります。
✨ まとめ
- クレカ派はマネーフォワードME、現金派はおカネレコ、無料派はZaim – 決済方法で選ぶのが正解。クレカ中心なら月500円払ってマネーフォワードME有料版が最強。月66回の入力が自動化され、時給換算で月3,000円以上の価値があります。現金派はおカネレコ、無料で使いたい人はZaimを選びましょう。
- 家計簿アプリで月3万円貯金できる、支出の可視化が鍵 – コンビニで月6,000円、外食で月7,000円、使っていないサブスクで月11,000円の無駄を発見。可視化するだけで、自然と無駄遣いが減ります。私は1年間で月3万円の貯金ができるようになりました。
- 完璧主義は禁物、週1回チェックで十分継続できる – 1円単位で合わせようとすると挫折。「だいたい合っていればOK」というスタンスで2年間継続中。毎日開く必要はなく、週1回チェックすれば十分。自動連携に任せて、楽に続けるのが成功の秘訣です。
家計簿アプリは「記録するツール」ではなく「お金が貯まるツール」です。支出を可視化するだけで、自然と節約できます。まずは無料版で1ヶ月試してみてください。私のように月3万円貯金できるようになるかもしれません。


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